家を建てるのにどこで建てたらいいか迷いますよねー。
僕もネットで調べたり、ハウスメーカーが集まる住宅展示場に行ったり、工務店の完成見学会に行ったりと色々と行動しました。
最初は工務店とハウスメーカーて何が違うの?とかそれぞれのメリットやデメリットなんかも分かりませんでした。
色々と考えて最終的には工務店で建てることになりました。
そこで今回は工務店とハウスメーカーについて書きたいと思います。
それぞれのメリットやデメリットを知ったうえで検討してもらえたらと思います。
工務店とハウスメーカーの違いって?
まず初めに気になるのが工務店とハウスメーカーて何が違うの?ということじゃないでしょうか。
どちらも家を建てるのは変わりません。
実は明確な定義もないようですが一般的な違いを説明したいと思います。
【 工務店 】
- 地域密着型で規模が小さい。
- 従業員も10名に満たない所から数十人程度が大半。
【ハウスメーカー】
- 全国に支店があり規模が大きい。
- 従業員も何百人単位。
- 積水ハウスやヘーベルハウス等の名前が知られている所が多い。
簡単に説明するとこのように規模の違いで分かれています。
それではそれぞれの特徴やメリット、デメリットを説明したいと思います。
価格について。
まずは1番気になる価格についてです。
工務店とハウスメーカーを比べると基本的に工務店の方が低価格です。
しかし、工事費自体はハウスメーカーの方が低いです。
資材を大量に仕入れて、現場での作業を減らす為に工場である程度組み立ててから現場に持っていき、工事コストを減らしているからです。
それならなぜハウスメーカーの方が価格が安くならないのかと思いますよね。
それは工事費以外に広告宣伝費がかかっているからです。
ハウスメーカーは工務店よりも広告宣伝費にお金を使っています。
また、住宅展示場の維持費もかかっています。
その為、ハウスメーカーは工事費が安くても総費用では工務店よりも高くなってしまいます。
自由度について。
間取りや使用部材、設備関係なんかの自由度は工務店の方が高いです。
工務店はお客さんと打ち合わせをしながら、一からプランを作っていくのでお客さんに合った色んな家が出来ます。
造作なんかも工務店ならではですよね。
反対にハウスメーカーはどこの支店でも同じ品質で家づくりができるように規格が決まっています。
その為、間取りや使用部材、設備に制限が出てきます。最悪、このメーカーのキッチンは設置できないというような事もあるかもしれません。
ある程度規格に沿って作られるので、外観を見たでけでもどこそこのハウスメーカーの家だと分かったりして同じような家になります。
品質について。
品質については正直どちらが良いか判断しづらいです。
ハウスメーカーでいえば独自の研究を行って、耐震性能が高い構造だったり、メンテナンス期間が長く、汚れにくい外壁材なんかを使っていたりして、建築部材の品質は高そうです。
工務店は独自の研究を行う程のキャパもないので市販の建築部材を使うことになります。
市販品よりもオリジナルの建築部材の方が品質が高いならば、ハウスメーカーの方が品質が高いということになるでしょう。
施工の品質については大工さん等の職人さんの腕による所が多いと思います。
工務店の中には、腕の良い職人さんを抱えている事を売りにしている所もあります。
それに比べるとハウスメーカーは全国で施工を行っているので、職人さんの当たり外れがあるかもしれません。
工期について。
工期は間違いなくハウスメーカーの方が早いです。
ハウスメーカーはある程度工場で組み立ててから、現場で仕上げていきます。
このように効率化を図っているので家が早く完成します。
僕、個人としては1か月ぐらい家の完成が早くなるからと言っても、それが選択の基準にはなりませんが笑
工務店とハウスメーカーどちらが良いか?
結局、工務店とハウスメーカーのどちらが良いかというと、これまでの特徴を比べて自分に合った方を選ぶしかありません。
ネームバリューが欲しいなら間違いなくハウスメーカーです。
建築中にも大手ハウスメーカーの垂れ幕がかかっていて近隣から注目されたり、どこで家を建てたか聞かれた時にハウスメーカーだと「いい所で建てましたね~」となるのは工務店ではなかなか無いでしょう。
ネームバリューよりも価格を抑えて、自分の要望を満たしてくれる拘りの家を建てたいなら工務店です。
ぜひ、以上の内容を踏まえて、見学もして信頼できる所を見つけてください。