我が家の階段の手摺は黒く塗装されたスチール手摺です。
この黒のスチールの手摺がシャープでスッキリした印象を与えてくれてカッコイイんですよね。
建売の住宅ではなかなか見る事がないんですが、注文住宅で家を建てようと考えている方にはぜひ取り入れてほしいですね。
それではスチール手摺の良さについて書いていきたいと思います!
スチール手摺?アイアン手摺?
上でスチール手摺と書きましたが、アイアン手摺て呼ばれているのも聞いた事があります。
僕がこの記事を書いていて、ふと疑問に思ったのがスチールとアイアンは別物なのか?という事です。
細かく言うとスチールとアイアンは別物です。
それでは細かい違いを説明したいと思います。
スチールとは「鋼」でありアイアンは「鉄」です。
両方とも鉄と炭素が合わさった金属の事で、炭素の比率によって「鋼」であったり、「鉄」であったりします。
「鋼」は鉄と炭素が合わさった金属であると言いましたが、炭素の量が0.02%~2.14%のものを言います。
「鉄」は鋼と同じく鉄と炭素が合わさった金属ですが、炭素の量が0.02%未満のものを言います。
すなわち、鋼(スチール)の方が鉄(アイアン)よりも炭素の割合が多くなります。
ところで炭素の割合が変わるとどうなるのかという人もいるでしょう。
炭素の量が多いと硬くなります。そのかわり粘り強さがなくなります。
スチール(鋼)は炭素が多いので硬い金属です。
アイアン(鉄)は炭素が少ないので粘り強い金属です。
ここで手摺に使われているのはスチールかアイアンかというと細かく言えばスチールだと思います。
しかし、インターネットを見ていてもスチール手摺だったりアイアン手摺だったり言っているのでどちらでも良いんでしょうね。笑
スチール手摺の良さはなんと言っても見た目のカッコ良さ。
スチール手摺の何が良いかと言うとやっぱり見た目のカッコ良さですよね。
カッコ良さて人それぞれの感性にもよると思うのですが、ほとんどの人がカッコイイと感じると思います。
シャープであり、スッキリとした印象を与えてくれます。
そして色んな家のテイストにも合います。
モダンにはもちろん、ナチュラルやアンティーク調、北欧テイストでも相性が良いです。
塗装も我が家では黒色ですが、白く塗装している家もありますし、形も様々な形があるので設計士さんと相談しながら決めるのも面白いです。
スチール手摺のデメリットは価格が高いこと。
これまでスチール手摺の良さを紹介してきましたが、デメリットもあります。
一番のデメリットは価格が高いということですよね~
既製品の手摺なんかに比べると、オリジナルで製作してもらうので、どうしてもコストがかかってしまいますよね~
あまりばらして運べないので運搬費もかかりますしね。
あとは小さいお子さんがいたりしたら隙間から落下したりしないか心配ですよね。
これについてはネットを張って、隙間から落ちないようにしている家が多いです。
まとめ。
スチールの手摺と言っても我が家のように黒色でフラットバーのオーソドックスな物や、塗装を白色にしたり、形を丸にしたり隙間の本数が多かったり、少なかったりと色々あります。
設計士さんとあれこれ考えて、オリジナルで製作してもらい、実際に家にピタッと取り付けられた時はなかなか嬉しいもんです。
スケルトン階段とも相性が良いので、コストはかかりますが家を建てる時にぜひ取り入れてもらいたいです!